冬休みの宿題
子供の冬休みに、「動物の分類」についての宿題が出ました。
3学期にその授業を行うらしく、その準備として写真、絵、グラフなどを用いて
4つ切り画用紙に紹介しなさいというものです。
出席番号の下一桁で担当グループ分けをされたようです。
1.節足動物、2.軟体動物、3.環形動物、4.きょく皮動物、5.刺胞動物、
6.魚類、7.両生類、8.ハチュウ類、9.鳥類、10.哺乳類。
それぞれ、どんな動物が当てはまるかわかりますか!?
息子の担当は3の環形動物・・・なんだ、それは・・・
ミミズ、ゴカイ、ヒルなどが属する、いわゆる気持ちが悪い(個人的な感想ですが)動物です。
「哺乳類の方が絶対いいわ・・・」と文句を言いながら、調査スタート。
っと、持ち出したのは、タブレット。時代ですかね。私の子供の頃は図書館へ直行でしたが。
確かに、情報社会の中で情報を集めるには、タブレットは必要不可欠なものになっています。
が、それでいいのでしょうか。
自分が求めるキーワードを入力すれば、それに関する情報が向こうからやってくる。
それでは、その周辺に関する情報を見逃したり、
もっと興味を持ったりすることも少なくなる危険性もあります。
ある程度、経ったところで、図書館で調べることも勧めました。
息子は「みみずの本なんてないやろ。」とぶつぶつ言いながら、行ってみると・・・
なんと7冊も!意外とあるものです。
そして、ペラペラめくってみると、
最初は写真が気持ち悪かったのが、だんだんとおもしろくなってきて。
私も読んでみましたが、意外と「ミミズ」のことは知らないことだらけでおもしろかったですよ。
のめりこむつもりはありませんが。
息子も本を開くと面白くなってきたみたいで、レポートを書くスイッチが入ったようです。
息子にとって、この宿題で動物の分類や環境動物やミミズのことを勉強できたのはもちろんですが、
それ以上に情報の集め方や興味の持ち方を学べたことがよかったなぁと感じています。
冬の寒い日、外に足がなかなか向かない時は、暖かい図書館で過ごされてはいかがでしょうか!
薬剤科
