和食万歳!
本当に暑かった夏も、ようやく朝晩涼しくなってきました。
ホッとしたところで、どっと夏の疲れが出てくるなんてことにならないように、
しっかり体調管理して来たるべき秋を楽しみたいものです。
秋と言えば、やっぱり食欲の秋!
昨年末、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、大きく報道されました。
ここでいう和食とは、料理そのものではなく、
「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた 「食」に関する「習わし」と位置付けられています。
そして、和食の特徴として、以下の4つが挙げられています。
1. 多様で新鮮な食材と素材の味わいを活用
2. バランスがよく、健康的な食生活
3. 自然の美しさの表現
4. 年中行事との関わり
和食の人気が、海外でも高まっている一方で、日本人の食生活は、戦後、洋風化が進み、
特に畜産物(肉・乳製品・卵など)や油脂類の摂取量が増加しました。
それに伴って、食料自給率は低下し、 肥満者の割合が増加しています。
今、朝食を食べないとか、ファストフードで夕食を済ませるなどといったことは、
珍しくないのかもしれませんが、特に子供たちがそういった食生活をしているなら、
見直すべきではないでしょうか。
せっかく日本人に生まれて日本に住んでいるのですから、和食の良さを再認識して、
素晴らしい文化として次世代に継承していきたいですね。
懐石料理や高級なお寿司だけが和食ではありません。芋の煮っころがしだって、立派なおふくろの味です。
一汁三菜を基本に、栄養バランスの良い食事を、心がけたいと思います。
地域連携室
