病院からのお知らせ

「ありがとう」

2020.07.22 スタッフブログ


看護師になって40年が経ちます。
今までに何人の方を看取ったかな…
100人ではすまないです。

人生の最期を看取れるという事はとても大事で
特別な事に思います。

私は1人1人の人生の最期の時を大切に思っています。
急変に早く気付き、できる限り家族様に間に合って
もらえるように最期は愛する人達に見守ってあげて
ほしいと願うから

会いたい人がおられる方は眼が閉じません。
会いたい人が全て来られた方は静かに眼を閉じられ
一筋の涙を流されます。

そんな光景を何度も見守ってきました。
それが、今年の新型コロナ感染症の発生により
感染の可能性がある人の最期は家族が看取れない
という事に私はとても辛く悲しく思います。

私達医療従事者はいつ感染するかわかりません。
毎日毎日が不安との戦いです。
それでも私達を頼り待っていてくださる患者様がいる限り
ユニフォームを着て頑張っています。

病気、事故、寿命と人生の最期がどんな形で訪れるか
わかりません。
私は改めて1日1日の大切さ、愛する人達との絆を大切にして
いかなければ後悔する事になると感じました。

吉幾三さんの歌に「ありがとう」があります。

♪ありがとう 言えるような最後であればいい
 お前にも 子供にも 全ての人達に… ♪

という歌詞がとても気に入っています。

私も「ありがとう 幸せだったよ」と言える人生に
したいです。
40年間看護師を続けてこれた事にも感謝して
もう少し、あともう少し、頑張ります。

ありがとうございます。
                     (看護科)