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干し柿

2016.10.31 スタッフブログ

我が家の裏庭の片隅に、渋柿の木が1本あります。

肥料はおろか水さえ遣ったことがないのに、

毎年、秋になると実をつけてくれます。

 

とはいえ、渋柿ですから、そのままでは食べられません。

皮をむいて、ひもで吊るし、乾燥させて干し柿にすると、

ものすごく甘くなります。

 

初めて干し柿を作ってみようと思ったのは、たぶん15年くらい前だと思います。

それまでは、柿を収穫することもなく、鳥が食べるのに任せていたのですが、

何を思ったのか、せっかくだからと皮をむいて干してみたのです。

 

寒風にさらされてひからびたような干し柿が出来上がりました。

その時、市販されている干し柿の見事さを実感しました。

 

干す前はどんなに大きな柿なんでしょう?

 

我が家の柿は、テニスボールくらいの大きさですが、

干し柿になった時にはピンポン玉くらいになってしまうのです。

しかも、子ども達は美味しくないと見向きもしません。

 

ところが、たまたま柿が大好きという叔母におすそ分けしたところ、

こんなにおいしい干し柿は食べたことがないと大感激!

 

ものすごく感謝され、来年も是非とリクエストされました。

それ以来、干し柿つくりが我が家の年中行事になりました。

 

暖かいうちに干すと虫がよってきたり、

雨が続くとカビが生えたり、失敗も経験しながら、

毎年秋になると、夜な夜な柿の皮をむき、干し柿つくりをしています。

 

今年は気温が高い日が続き、やっと朝晩冷えてきたので、

そろそろ干し柿つくりスタートです。

 

市販の物とは大違いの、茶褐色の梅干しみたいな貧相な干し柿ですが、

もう90歳近い叔母が

『今年も秋に干し柿が食べられるように元気に頑張る』と年賀状に書いてきてくれるので、

私も「しっかり作らないと」と気合が入ります。

ひとつも食べない娘も皮むきは手伝ってくれます。

 

たわいないおしゃべりをしながら母娘で柿の皮をむく秋の夜長も、

なかなか楽しいものです。

 

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