夏の虫
夏です。 夏といえば「虫」です。
血を吸ういや~な蚊。台所を駆け抜ける茶色い・・・・。
ですが「虫」も嫌なものばかりではありません。
我が子が小さかった頃は 夏が来るたび毎年数10匹のカブトムシを孵化させたり
蝉の幼虫を拾ってきては網戸で脱皮させたりと
虫たちが夏をずいぶん楽しませてくれました。
大阪の都会のど真ん中で幼少期を過ごした私は
小さなアリやクモにも泣き叫ぶほどの虫嫌い。
しかし 内気で怖がりな長女がなぜか虫だけは大好きで
どんな虫でも捕まえては宝物のように目を輝かせるのを見て
私も必死で虫を追いかけました。
夏が来る度 そんな日々を思い出します。
そんな娘も 11歳になった今では
虫を見ては「気持ち悪い~~!!」と逃げ出しています。
少し淋しい気もしますが
きっと この子も子供が出来た時
また あの頃のように虫網を手に 走り回るんだろうなと
想像して止みません。
※昆虫嫌いさんごめんなさい!
(総務課)
