足の裏のたことうおのめの話
足の裏のたことうおのめの話
足の裏の皮膚が硬く、分厚くなっているところがあり、歩くどころか立っているだけでも足の裏が痛くなり、リラックスして直立できない、というような症状を経験した(またはしている)人は多くいるのではないでしょうか?でも我慢してそのままにしている。
該当する皆さんには多分たこ(胼胝;「べんち」)か、うおのめ(鶏眼;「けいがん」)ができています。これらは、繰り返される機械的刺激(くつが足の特定の部分に強くあたる、歩くときの癖で必ず足裏の特定の部分に体重がかかりやすいなど)によって生じる、表皮角層(皮膚)の限局性の肥厚(角化)のことです。うおのめは、皮膚の深部に角化が広がり、中心に半透明の芯(角栓)があり、ここに圧がかかると圧痛が起こります。たこも同じように反復する圧迫で皮膚の角層が増殖、肥厚したもので、ある程度以上の厚みをもつと、歩いたりしてその部分に体重がかかると痛くなります。特にご高齢の方はたこ、うおのめのために痛くて歩けない、という方が大変多いのです。でも、家族の方もそれになかなか気付いてあげれなかったり、気付いていてもどこで治療を受ければよいのかわからないことも多いようです。
予防には、その部分にかかる圧迫、機械的刺激を取り除いてあげる必要があります。しかし歩き方の癖は簡単に治るものではなく、また、高齢の方や体の不自由な方で歩き方をすぐに修正できない人も多くいます。治すのは簡単ではないですが、症状をとるのは簡単です。痛みの原因となっている角化層を削ってあげればいいのです。皮膚をやわらかくする薬(スピール膏など)を貼ってから削ったり、お風呂で軽石などでこすってけずる方法がありますが、自分の足の裏の処置をするのは簡単ではありません。そこで、ぜひ当院外科外来(近藤 幹院長が専門に行っています)へ来てください。なんの準備も必要ありません。一回の治療(たこやうおのめを削るだけの、簡単な処置です)で、ほぼ確実にそれまで悩まされていた症状がとれます。本当に「皮一枚」しか残らないくらいまで、固くて分厚い皮膚を切除できます。ただ、なかなか完全には治らないので1ヶ月に1回程度外来で処置を繰り返し受けていただくのがいいと思います。麻酔も必要なく、治療後に特に注意していただくこともありません。全く通常の生活でいいのです。
たこやうおのめは悪性の病気ではありませんが、それらが起こす足裏の圧痛のために変な歩き方の癖がつき、下半身の筋肉痛や慢性の腰痛の原因になることもあります。たかがたこ、うおのめ、されどたこ、うおのめ、です。ぜひお気軽にご相談ください。








