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ダイエット治療
ダイエット治療について


本手技後、平均して15~20キロ減量できますが、高度肥満の方では40キロ以上の減量の報告もあります。
手術と違い、体には一切傷が残りません。
また、通常のダイエットと違い、空腹感に耐えて精神的にも無理してダイエットする必要がありません。
勿論、ある程度食事量や食べる物について、節制するように心がけていただくことは必要です。
バルーンの留置は通常20分~30分程度で終わります。バルーンの除去は15分程度で終わります。
本手技を行なった後は、経過観察と食事の指導のため2,3日入院していただきます。
本手技後、胃の重たい感じや不快感、食欲不振、吐き気などが起きることがありますが通常は数日で慣れて、改善されます。
本手技は保険適応外です。治療費はすべて自費になります。
詳しくは総合診療科・外科担当の近藤 幹院長にお尋ねください。
当院で処方しているゼニカル(Xenical)について
ゼニカルは米国の薬品会社Roche(ロッシュ製薬)で開発された、食事で摂取した脂肪を腸管から吸収させずにそのまま体外へ排出させる新しい概念の肥満治療薬です。

すなわち、
運動をして消費カロリー量を増やし減量するか、
食事摂取量を制限して、カロリー摂取量を抑えるか、
理論上は運動量を増やしてカロリーを消費し、やせるのが良いに決まっています。
しかし現実には、チョコレートひとかけら分のカロリーを消費するにも、全力で200~300メートル走らなければなりません。
ご飯一杯余分に食べれば、そのカロリーを消費するには2.5キロの持久走が必要です。
小さな子供や家族のためなど日常生活の時間をとられていると、それだけの運動を毎日行うのは現実不可能です。
では、食事量の制限はどうでしょうか?毎日カロリー消費のために何時間も運動を行うことと比べると、食事制限のほうが肉体的にも精神的にも楽であると思われます。
しかしそれでも、長期間抑え続けるには大変な精神力が必要で、特にいくら頑張っていても思うように体重が落ちてこないと、人はすぐに断念してしまうものです。
また、いくら一時的に体重を落とすことができても、油断すると「リバウンド」による体重の再増加が起こることになります。
故に、ダイエットは難しいのです。

一般には女性は皮下脂肪がたまりやすく、男性は内臓脂肪がたまりやすいとされています。
これら体脂肪が多いのが肥満で、体脂肪率が男性で25%以上、女性で30%以上の場合を言います。更に肥満の目安として、BMIという計算値が一般的に用いられています。
BMIとは
body mass indexの頭文字をとったもので、
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めることができます。
18.5以上25未満(日本肥満学会)が「普通」の状態です。WHO、世界保険機構による警鐘では、2005年度に15歳以上の世界の人口のうち16億人が太り気味(BMI25~29の人の事ですが日本ではこの範囲のBMIも肥満と定義されています)でした。うち、少なくとも4億人は肥満(BMI>30)であるとされています。2015年にはこの数字がそれぞれ23億人と7億人まで増加すると推定されています。
日本では2002年の統計で20歳以上の男性の28.9%がBMI25以上で、BMI30以上が3.4%、女性ではそれぞれ23.1%と3.8%で、西洋に比べ肥満の人口比率は高くありませんが、それでも近年、明らかに太り気味の人が増えてきています。医療の現場においてもこの太り気味傾向の影響は顕著で、心臓疾患の患者さまは増加し、高血圧や高脂血症、糖尿病患者さまでオーバーウェイトのためにコントロールがうまくできない患者さまが多くいます。







