健康診断

CT・超音波検査
CT検査について

ドーム型の機械に入り体を輪切りに撮影していく検査です。頭部からつま先まで、あらゆる部分の検査が可能です。
当院では2010年5月に高分解能のCTスキャンに換えました。通常のCT検査であれば撮影時間10秒強でできるようになります。
また、造影CTから3次元画像をこれまでとは比較できないほど正確に構築でき、脳動脈瘤や足の血管の閉塞、動脈硬化症も従来のCTでは不可能であったレベルまで診断が可能となります。
さらには、仮想内視鏡検査といって、CTの画像解析度能力と3次元画像構築能力精度の向上により、CT画像から大腸の画像部分だけを選択的に取り出してきてコンピューターで再構築、再構成し、大腸の内部をCTで観察できるようになりました。これまで多くの患者さまが苦手とされていたバリウム検査や大腸内視鏡検査の代用となります。
そして、これにより、この仮想大腸内視鏡検査で異常所見が認められた場合のみ従来の内視鏡検査を患者さまに受けてもらう、ということも可能になります。体を何度も動かししんどいバリウムの検査や、痛みや不快を伴う内視鏡検査を受けなくてはならない可能性を減らすことにより、患者さんの肉体的、精神的負担の軽減になると考えています。
超音波(エコー)検査

腹部(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱、子宮などを見ます)、心臓、甲状腺、乳腺の検査を皮膚の上から行います。検査する部位にゼリーをつけて軽く抑えつけながら観察する検査で、非常に負担が少ない検査です。腹部エコーの際には朝食は抜きで病院に来ていただきます。 2009年、高画質の機器を導入しましたので、これまで以上に正確な検査が可能となりました。
